ドリームPATでは、内部機能や各種状態をActiveXのメソッドとプロパティとして提供しています。
これを使うことで、自作のソフトやスクリプトなどから容易にドリームPATの機能を利用できるようになります。
ソフトに標準で添付されているさまざまなスクリプトも、実際にはAPIを呼び出しているに過ぎません。
APIを利用するには、メモ帳などのエディタが必要になりますが、他に特別なソフトは必要ありませんので、標準の機能に不満を感じたら是非APIを使ってスクリプトを作成してみてください。
APIを使用するために
APIを使用するためには、ドリームPATが正しくレジストリに登録されている必要があります。
通常はインストーラがレジストリ登録作業を行いますが、手動での登録もできます。
手動で登録する場合は、[ファイル]-[各種ファイルの関連づけ]メニュから行います。
APIリファレンス
(1)メソッドリファレンス(下記参照ください。)
(2)プロパティリファレンス(ここでは省略します。詳しくはソフトのヘルプファイルをご覧ください。)
<メソッドリファレンス>
●開催関連
GetKaisaiInfo()
- 最新の開催情報を取得
- 選択されているユーザーIDから取得される
- 処理が終わるまで、プロセスを返さない
- 成功すればTrue(-1)が返る
GetBankAccount()
- 選択されているユーザーの最新口座残高を取得
- 実際の口座残高等は各種プロパティにより取得
- 成功すればTrue(-1)が返る
GetLatestHistory()
- 投票履歴の取得
- 取得した履歴は、HTMLから買い目等を抜き出し、ドリームPAT形式を出力する
- 成功すればTrue(-1)が返る
TransferMoney(money As Long)
- 即PAT口座に入金する
- 入金金額はmoneyで指定
- 即PAT口座以外は無視される
- 成功すればTrue(-1)が返る
●投票関連
BetPatbet(filename As String)
- filenameで指定されたPatbet形式ファイルを読み込み、投票する
- filenameはフルパスもしくは、ファイル単体
- ファイル単体で指定したときは、デフォルトのパスが付与される
- 成功すればTrue(-1)が返る
BetSimplepat(filename As String)
- filenameで指定されたドリームPAT形式ファイルを読み込み、投票する
- filenameはフルパスもしくは、ファイル単体
- ファイル単体で指定したときは、デフォルトのパスが付与される
- 成功すればTrue(-1)が返る
LoadKaimeFile(fileName As String)
- filenameで指定された買い目ファイルをメモリに読み込む
- filenameはフルパスもしくは、ファイル単体
- ファイル形式は拡張子により判断される
- ファイル単体で指定したときは、デフォルトのパスが付与される
- 成功すればTrue(-1)が返る
BetKaime
- メモリに読み込まれている買い目を投票する
- 投票に成功すればTrue(-1)を返す
- 投票が終わったら買い目は破棄される
GetEventFileName([fileType As Long])
- 直前に発生したイベントのレース名をキーにした買い目ファイル名を返す
- 流動イベントから呼び出す
- 引数fileTypeを指定すると、買い目ファイル形式が選択できる
- 取得されるファイル名は「yymmdd+コース名(漢字2文字)+レース番号R」
例:060715小倉11R.bet (2006/7/15 小倉11Rのイベントから呼び出された場合)
| No. | 拡張子 | ファイル形式 |
| 0 | DBT | ドリームPAT形式 |
| 1 | BET | PATBET形式 |
| 2 | CSV | CSV形式 |
| 3 | TXT | FKEIBADO形式 |
| 4 | RBT | 予約買い目形式 |
BackupFile(file As String)
- 引数fileで与えられた買い目ファイルを削除する
- 同じファイル名のバックアップファイルを作成する(拡張子.bak)
ExecOddsFilter([low As Long],[high As Long])
- メモリに読み込まれた買い目に対し、オッズフィルタを掛ける
- lowにオッズを代入すれば下限フィルタ(指定オッズ未満の買い目を切り捨て)となる
- Highにオッズを代入すれば上限フィルタ(指定オッズ以上の買い目を切り捨て)となる
- lowとHighにオッズを代入すればバンドフィルタ(下限~上限オッズの間の買い目のみが投票対象)となる
- 成功すればTrue(-1)は返る
ExecNinkiFilter([low As Long],[high As Long])
- メモリに読みこまれた買い目に対し、人気フィルタを掛ける
- lowに人気を示す整数を代入すれば下限フィルタ(指定人気未満の買い目を切り捨て)となる
- Highに人気を示す整数を代入すれば上限フィルタ(指定人気以上の買い目を切り捨て)となる
- 対象となる人気は、各買い目の券種による
- lowとHighに人気を代入すればバンドフィルタ(下限~上限人気の間の買い目のみが投票対象)となる
- 成功すればTrue(-1)は返る
DistributeMoney(distribute As Long,money As Long)
- メモリに読みこまれた買い目に対し、資金配分を行う
- 資金配分の方法は引数distributeによって決まる
- 配布する金額は引数moneyによって決まる
- 資金配分が成功すればTrue(-1)が返る
| No. | 資金配分法 |
| 0 | 同一金額配分 |
| 1 | 同一回収率配分 |
| 2 | 同一払い戻し配分 |
●レース情報関連
GetFocusOdds(btype As Long,uno1 As Long,[uno2 As Long],[uno3 As Long])
- 指定のオッズを返す(Single:単精度浮動小数点)
- 選択されているレースのオッズが対象
- 引数btypeで対象とする券種を選択する
- 引数uno1~uno3で、フォーカスを決定する。券種により必要な馬番の数が異なる
- 券種はコード表に従う(1=単勝 …… 8=三連単)
- ワイド(btype=5)を指定した場合、下位のオッズが返される
- 対象レースのオッズがダウンロードされている必要がある
GetFocusOddsH(btype As Long,uno1 As Long,[uno2 As Long],[uno3 As Long])
- 指定のオッズを返す(Single:単精度浮動小数点)
- 基本的にGetFocusOddsと同じ動きを示す
- ワイド(btype=5)を指定した場合、上位のオッズが返される
- 対象レースのオッズがダウンロードされている必要がある
GetWeight(uno As Long)
- 指定の馬の馬体重を返す(Long)
- 選択されているレースの馬が対象
- 引数unoで指定した馬番の馬体重を返す
- 馬体重が発表されていない場合は、0が返される
- 対象レースの出馬表もしくは成績がダウンロードされている必要がある
GetWeightDiff(uno As Long)
- 指定の馬の馬体重増減を返す(Long)
- 選択されているレースの馬が対象
- 引数unoで指定した馬番の馬体重増減を返す
- 初出走の場合は1000が返される
- 対象レースの出馬表もしくは成績がダウンロードされている必要がある
GetHande(uno As Long)
- 指定の馬の斤量を返す(Long)
- 選択されているレースの馬が対象
- 引数unoで指定した馬番の斤量を返す
- 対象レースの出馬表もしくは成績がダウンロードされている必要がある
- 斤量は小数点第1位まで含まれるが、ここで返されるのは整数。実際の斤量表示とあわせるには1/10する
GetHorseName(uno As Long)
- 指定の馬の馬名を返す(String)
- 選択されているレースの馬が対象
- 引数unoで指定した馬の馬名を返す
- 対象レースの出馬表もしくは成績がダウンロードされている必要がある
●個別ダウンロード
DownloadRaceform(course As Long,raceNo As Long)
- IPATから出馬表をダウンロードする
- course(1~10)で指定したコース(コースコード表参照)の出馬表が対象
- raceNo(1~12)で指定したレース番号の出馬表が対象
- ダウンロードが成功すればTrue(-1)を返す
DownloadOdds(course As Long,raceNo As Long [,flag As Long])
- IPATからオッズをダウンロードする
- course(1~10)で指定したコース(コースコード表参照)のオッズが対象
- raceNo(1~12)で指定したレース番号のオッズが対象
- flag(省略可能)を省略すると三連単までふくむ全オッズが対象
- flagでダウンロードするオッズを限定することが可能
- ダウンロードが成功すればTrue(-1)を返す
DownloadSeiseki(course As Long,raceNo As Long)
- IPATから成績をダウンロードする
- course(1~10)で指定したコース(コースコード表参照)の成績が対象
- raceNo(1~12)で指定したレース番号の成績が対象
- ダウンロードが成功すればTrue(-1)を返す
●一括ダウンロード
DownloadAllRaceform(course As Long) [#m0050939]
- IPATから出馬表をダウンロードする
- course(1~10)で指定したコース(コースコード表参照)の全レースの出馬表が対象
- ダウンロードが完了すればTrue(-1)を返す
DownloadAllOdds(course As Long [,flag As Long])
- IPATからオッズをダウンロードする
- course(1~10)で指定したコース(コースコード表参照)の全レースのオッズが対象
- flag(省略可能)を省略すると三連単までふくむ全オッズが対象
- flagでダウンロードするオッズを限定することが可能
- ダウンロードが完了すればTrue(-1)を返す
DownloadAllSeiseki(course As Long)
- IPATから成績をダウンロードする
- course(1~10)で指定したコース(コースコード表参照)の全レースの成績が対象
- ダウンロードが完了すればTrue(-1)を返す
DownloadPayment()
- IPATから払戻をダウンロードする
- 開催日のすべてのコースの払戻を一括ダウンロードする(最大3場)
- ダウンロードが完了すればTrue(-1)を返す
●流動イベント連動
DownloadEventRaceform()
- IPATから出馬表をダウンロードする
- タイムマネージャで指定した流動イベントが発生したレースが対象
- イベントが発生していない状態で呼び出すと、現在発売中のレースが対象となる
- ダウンロードが完了するとTrue(-1)を返す
DownloadEventOdds([flag As Long])
- IPATからオッズをダウンロードする
- タイムマネージャで指定した流動イベントが発生したレースが対象
- イベントが発生していない状態で呼び出すと、現在発売中のレースが対象となる
- flag(省略可能)を省略すると三連単までふくむ全オッズが対象
- flagでダウンロードするオッズを限定することが可能
- ダウンロードが完了するとTrue(-1)を返す
DownloadEventSeiseki()
- IPATから成績をダウンロードする
- タイムマネージャで指定したイベントが発生したレースが対象
- イベントが発生していない状態で呼び出すと、現在発売中のレースが対象となる
- ダウンロードが完了するとTrue(-1)を返す
●発売時間連動
DownloadOutstandingOdds(course As Long, [flag As Long])
- IPATからオッズをダウンロードする
- 現在発売中のレースのうち、最も締め切りに近いレースのオッズをダウンロードする
- 引数courseで、対象となるコース(コースコード表参照)を指定する
- flag(省略可能)を省略すると三連単までふくむ全オッズが対象
- flagでダウンロードするオッズを限定することが可能
- すべてのレースが締切っていると、まったくダウンロードされない
- ダウンロードが完了するとTrue(-1)を返す
●その他判定用
IsUpdateRaceform(course As Long,raceNo As Long)
- 指定したレースの出馬表が更新されたかをチェックする
- 指定レースの出馬表が更新されていればTrue(-1)を返す
- course(1~10)で指定したコース(コースコード表参照)の出馬表が対象
- raceNo(1~12)で指定したレース番号の出馬表が対象
- ダウンロードが完了したレースは、更新フラグが立ちそれを検出する
- 更新フラグはダウンロードをするたびにクリアされる
- DownloadAllRaceformを実行すると、フラグがクリアされる(複数の開催場をチェックする場合は注意)
IsUpdateOdds(course As Long,raceNo As Long)
- 指定したレースのオッズが更新されたかをチェックする
- 指定レースのオッズが更新されていればTrue(-1)を返す
- course(1~10)で指定したコース(コースコード表参照)のオッズが対象
- raceNo(1~12)で指定したレース番号のオッズが対象
- ダウンロードが完了したレースは、更新フラグが立ちそれを検出する
- 更新フラグはダウンロードをするたびにクリアされる
- DownloadAllOddsを実行すると、フラグがクリアされる(複数の開催場をチェックする場合は注意)
IsUpdateSeiseki(course As Long,raceNo As Long)
- 指定したレースの成績が更新されたかをチェックする
- 指定レースの成績が更新されていればTrue(-1)を返す
- course(1~10)で指定したコース(コースコード表参照)の成績が対象
- raceNo(1~12)で指定したレース番号の成績が対象
- ダウンロードが完了したレースは、更新フラグが立ちそれを検出する
- 更新フラグはダウンロードをするたびにクリアされる
- DownloadAllSeisekiを実行すると、フラグがクリアされる(複数の開催場をチェックする場合は注意)
●個別出力
OutputRaceform(course As Long,raceNo As Long)
- 指定したレースの出馬表を出力する
- 出力される出馬表の形式は環境設定で設定されている形式(PAT98,PAT V50など)
- course(1~10)で指定したコース(コースコード表参照)の出馬表が対象
- raceNo(1~12)で指定したレース番号の出馬表が対象
- 出力が成功すればTrue(-1)が返される
OutputOdds(course As Long,raceNo As Long)
- 指定したレースのオッズを出力する
- 出力されるオッズの形式は環境設定で設定されている形式(PAT98,PAT V50など)
- course(1~10)で指定したコース(コースコード表参照)のオッズが対象
- raceNo(1~12)で指定したレース番号のオッズが対象
- 出力が成功すればTrue(-1)が返される
OutputSeiseki(course As Long,raceNo As Long)
- 指定したレースの成績を出力する
- 出力される成績の形式は環境設定で設定されている形式(PAT98,PAT V50など)
- course(1~10)で指定したコース(コースコード表参照)の成績が対象
- raceNo(1~12)で指定したレース番号の成績が対象
- 出力が成功すればTrue(-1)が返される
OutputKaisaiInfo()
- PAT投票要項を出力する
- 出力されるPAT開催要項の形式は、環境設定で指定されているもの
- 出力が成功すればTrue(-1)が返される
●流動イベント連動出力
OutputEventRaceform()
- 特定のレースの出馬表を出力する
- タイムマネージャで指定した流動イベントが発生したレースが対象
- 出力される出馬表の形式は、環境設定で設定されている形式(PAT98,PAT V50など)
- イベントが発生していない状態で呼び出すと、現在発売中のレースが対象となる
- 出力が成功すればTrue(-1)が返される
OutputEventOdds()
- 特定のレースのオッズを出力する
- タイムマネージャで指定した流動イベントが発生したレースが対象
- 出力されるオッズの形式は、環境設定で設定されている形式(PAT98,PAT V50など)
- イベントが発生していない状態で呼び出すと、現在発売中のレースが対象となる
- 出力が成功すればTrue(-1)が返される
OutputEventSeiseki()
- 特定のレースの成績を出力する
- タイムマネージャで指定した流動イベントが発生したレースが対象
- 出力される成績の形式は、環境設定で設定されている形式(PAT98,PAT V50など)
- イベントが発生していない状態で呼び出すと、現在発売中のレースが対象となる
- 出力が成功すればTrue(-1)が返される
●更新ファイル出力
OutputUpdateRaceform()
- 直前に更新された出馬表を出力する
- 対象となるレースは、手動もしくはタイムマネージャなどによりダウンロードされたレース
- 出力される出馬表の形式は、環境設定で設定されている形式(PAT98,PAT V50など)
OutputUpdateOdds()
- 直前に更新されたオッズを出力する
- 対象となるレースは、手動もしくはタイムマネージャなどによりダウンロードされたレース
- 出力されるオッズの形式は、環境設定で設定されている形式(PAT98,PAT V50など)
OutputUpdateSeiseki()
- 直前に更新された成績を出力する
- 対象となるレースは、手動もしくはタイムマネージャなどによりダウンロードされたレース
- 出力される成績の形式は、環境設定で設定されている形式(PAT98,PAT V50など)
●システム関連
Quit()
- ドリームPATを終了させる
- ただし、処理中の場合は終了できない


